キモチのバネ

 

1年前、Teamくれれっ娘!というアイドルグループに出会いました。

ここ1年関わって、彼女たちの魅力は何だったのか、自分の心情と重ねあわせて何がそんなに引きつけられるものだったのかを少し考えてみたんです。

結論から言うと、いわゆるドルヲタ的な楽しみ方とは違うのかなと。

自分は過去、エンターテイメントの世界に憧れ、目指していた経緯があります。仲間内のバンドから始まり、ソロで路上で歌ったり、ギター1本で作曲したり。PCやシンセサイザーで作編曲を手がけるようになったり、その延長でDJやRemixに興味を持ったり。更にジャケットデザインやWebサイト構築等の枝葉的な作業でデザイン的なことまで覚えるに至り…
高校卒業後に進んだ学校もそういうところでした。PAやレコーディング、映像、照明等裏方的なことを学んだり。

結果として、現在の職業でもスキルとしては活かされてるのですが、何というか…原点に立ち返ると、人が驚く顔、人が笑う顔を見るのが好きなんだなっていうのが根本にあったのだと思います。楽しませて人を笑顔にできる仕事がしたかった。

今となっては社会人としてのキャリアもそこそこ、中堅と呼ばれる世代で家庭も持ってしまっているので、曲作りも趣味で細々気の向いたときに行っているくらい。

何か形に残して人々を笑顔にしたい。その夢は諦めてはいないですが、実際のところ、時間も環境も制限されてるわけで。

おそらく、かつて目指していたエンターテイメントな仕事、自分の果たせなかった夢を彼女たちに重ねあわせているのかなと思うんです。だから応援したくなる。推したくなる。

人々を笑顔にするためのパフォーマンスの水面下には人知れぬ努力や涙が隠れていることももちろん知っています。
自分も誰に笑われようとも後ろ指さされようとも、教えを乞う先達もいなかった中、必要なスキルを身につけるのに普通では考えられない無茶をして、時間を使ってそれなりの努力はしてきたつもりですから。しかし、如何せん才能がなかった(苦笑)

その点、彼女たちも近しいところにあると思ったんです。
北海道という土地柄、レッスン環境にしてもそうですし、発表の場の絶対的人口のハンデ、目に留まる機会の少なさ…決して恵まれた環境ではないと思うんですよね。あくまで首都圏と比べた比較論でしかないですが。

以前、くれれっ娘!との最初の出会いをブログで書いたときに、感想を「玉石混交」と表現しました。
ただし、若さゆえの未知数ということもあります。石がいつ玉に化けるのかもわからない。
逆に逸材と思ってた子が挫折を味わうかもわからない。

 

GW以来、諸々の都合で公演は見れてはいないのですが、今日は物販の時間には間に合ったので、顔を出してきました。
推しの一人である、れいにーこと大塚麗奈ちゃんが体調不良で昼の公演を休んだとのことだったので、ちょっと心配で。
普段、どこか肝の座ったところがあって、あまり弱いところを見せない子です。
くれれっ娘!への加入前、いろいろ苦労してた話は聞いたことがあったので、その辺は納得。それなりの心構えや覚悟は持って活動をしているんだなというのはわかってました。

同時に愛されるイジられキャラでもあるので、休演の報が上がったや否や、Twitter上などでは「寝坊では?」とか茶化されておりましたがw、本人はブログで「悔しい」ということを述べてました。
実際会った際もその話をしてきたのですが、そういう物言いをされたことよりも、自分自身の体調管理ができてなかったのが悔しいと。

れいにーとはこんなやり取り。

アテクシ「体調管理も立派な仕事の一つだよ。(スキル向上とかチームのことを考えたりとか)やることは一杯あるんだろうけど、休めるときはしっかり休まんと。れいにーはれいにー。他に替えがきかないんだからね。社会人のた・し・な・み!」
…と話した。対するれいにー。

大塚「何?泣かせる気?(笑)」
…と。

泣かせるつもりも毛頭なかったですし、自分も決して成功した人間でも何でもないので、何をえらそーにって話ですが、いたずらに年食ってるってだけの人生の先輩として心底そう思った。
やっぱり無茶してたのは感じていたから。

くれれっ娘!はある種放任主義なところがあって(ケアできる人材が足りないとも)、誰に教えられるわけでもなく何もかも自分で考えて行動して、後輩たちに伝えていかなくてはならない。キャプテンとしてのあり方やチームでの立ち振舞い、個人としてのスキルアップと…端で見ているだけでも悩むことはたくさん。

そのとき聞いた話。本日の公演、ラスト曲の「またね」で泣いたそうです。

皆が待っていてくれたこと、皆が見てくれていること、皆にに愛されていることを感じられたのでしょうし、悔しかった反面、ステージに立つことができる喜び、ありがたみを誰よりも敏感に感じたんでしょう。

 

そして、もう一人の推し、ちーちゃんこと杉山千秋ちゃん。
彼女もまた個人のこと、チームのこと、いろいろ思い悩んでるんでしょうけど、何かいいこと書いたら図に乗りそうだからいいや←
初期からの叩き上げメンバーで酸いも甘いも知ってますし、性格的にネガティブなところから開き直りで前を向くタイプだと思うのでそんなに心配してません(察せよ)。

まぁ、杉山さんについてはまた別の機会に。

 

とにかく、山あり谷ありで壁にもぶつかるわけですよ。
でも、ピンチはチャンスではないですけど、良くも悪くも何か節目というのは大事で、気持ちを再確認できる機会というのは日々転がっているわけです。それをしっかり捉えてリアクションできる感性というのは大事なんじゃないでしょうか。
節目は足場になる。足場で踏ん張って次のステップへ飛び上がるキモチのバネ。きっとこれを持っているかどうかなんだなと。

 

WHY@DOLLの曲、サンライズ~君がくれた希望~の歌詞にこんな一節があります。
「どんな思いも報われてほしい」

どんなに困難な回り道だったとしても、いつか彼女たちが満足して歩ける道を見つけられるよう、ボクはボクなりにできる応援をしていきたいなと思ってます。
自分が手にすることができなかったものに少しでも近づけますように。

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